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★伝統的な和食器の形と名称
鯛や鯉など身近な魚の形を写したもの。
「末広」とも呼ばれる縁起のよい形。扇面ともいわれる。
二枚貝のほかに、巻貝の形もある。
円を満月に見立て、その一端を切って半月としたもの。
水草の菱のみを模した形で、様々な菱形がある。
一方にだけ注ぎ口がある器。鉢、向付けとしても好まれる。
吉祥をあらわす常緑の松をかたどり、祝いの膳にふさわしい。
●参考資料:『やきものの事典』成美堂出版